英語学習ロードマップ vol.01 |ゼロから始める英語学習

「英語を話せるようになりたいけれど、何から始めればいいのかわからない」

「できるだけ費用を抑えて英語を習得したい」と悩んでいませんか?

実は、英会話スクールに通わなくても、日本にいながら効率的に英語を習得することは十分可能です!

私自身、高校生のときにお金をかけずに工夫しながら学習を始め、英語を取得しました。
ここでは初心者が日常会話を身につけるためのステップロードマップを紹介します。

レベル0~1 初心者:英語の基礎固め編

英語初心者は「基本単語の暗記」「品詞の理解」「基礎文法の習得」の3つの土台を順番に固めることで、効率的に日常会話レベルに到達できます。

基礎単語、品詞と基礎文法を理解することで、単語を正しい順序で組み合わせて意味のある文章を作ることができるようになります。これらの基礎があり練習を繰り返せば、高額な英会話スクールに通わなくても、自宅学習だけで十分な英語力を身につけることが可能です。

話せるようになる前に、文の構造を理解が必要です。

単語を覚える(効率的な暗記法)

多くの研究結果によると、日常英会話の90%以上は約2,000~2,800語でカバーできることが証明されています。

推奨教材・リスト

  • NGSL(New General Service List):最も科学的に選ばれた基礎2,850語
  • 中学英単語集:学研やZ会の中学生向け単語帳
  • Dolch Sight Words:英語圏の子供が最初に覚える220語

推奨アプリ

Ankiというアプリを使って、覚えにくい単語を覚えるのもおすすめです!

Anki

特徴:忘れかけたタイミングでカード(問題)を出し、記憶の定着を助ける間隔反復学習を実践できる。

  • 使い方:Front面に英単語、Back面に日本語訳を入力
  • 効果的な方法:例文と一緒に覚えることで文脈も同時に習得
  • ダウンロード:https://apps.ankiweb.net/

品詞を理解する(英語の骨格づくり)

なぜ品詞の理解が重要なのか?

品詞は英語の「設計図」のような役割を果たします。日本語は語順が比較的自由ですが、英語は語順が意味を決定する言語です。品詞を理解することで「どの位置にどの種類の単語を置くべきか」が分かり、正しい英文を組み立てることができます。また、知らない単語に出会った時も、文中での位置から品詞を推測し、意味を類推することが可能になります。

英語は「品詞の役割」がわかれば一気に理解が進みます。
最低限おさえるべきは名詞・代名詞・動詞・形容詞・副詞・助動詞・冠詞・前置詞・接続詞・間投詞の10種類。

必須の10品詞

名詞 (noun) :
文の主語や目的語になる基本要素
apple, school, Tokyo 等
例文:The apple is red.
(そのリンゴは赤いです)
代名詞 (pronoun) :
名詞の繰り返しを避け、文章を自然にする
I, you, he, she, it 等
例文:She loves it.
(彼女はそれが好きです)
動詞 (verb) :
文の中心となる述語。文型を決定する最重要要素
run, be, have 等
例文:I run every morning.
(私は毎朝走ります)
形容詞 (adjective) :
名詞を詳しく説明し、情報を豊かにする
big, beautiful, new 等
例文:She has a beautiful house.
(彼女は美しい家を持っています)
副詞 (adverb) :
動詞、形容詞、他の副詞を修飾し、詳細を加える
quickly, very, here 等
例文:He runs very quickly.
(彼はとても速く走ります)
助動詞 (auxiliary verb) :
時制、可能性、義務などのニュアンスを表現
can, will, must 等
例文:I can speak English.
(私は英語を話すことができます)
冠詞 (article) :
名詞が特定か非特定かを明確にする
a, an, the 等
例文:I bought a book and the book was interesting.
(本を買って、その本は面白かった)
前置詞 (preposition)
名詞と他の語との関係(場所、時間、方法など)を示す
in, on, at, by 等
例文:The cat is on the table.
(猫はテーブルの上にいます)
接続詞 (conjunction) :
単語や文を論理的につなげる
and, but, because 等
例文:I like coffee but I don’t like tea.
(コーヒーは好きですが、お茶は好きではありません)
間投詞 (interjection) :
感情や驚きを直接的に表現する
oh!, wow!, hey! 等
例文:Wow! That’s amazing!
(わあ!それはすごいですね!)

基礎文法を理解する(英語の5基本文型)

なぜ5基本文型が重要なのか?

英語の文章は、どんなに複雑に見えても必ずこの5つの型のいずれかに当てはまります。この型を理解することで、長い文章も「どの部分が主語で、どの部分が動詞か」を瞬時に判断でき、正確な理解と正しい文章作成が可能になります。また、リスニング時にも文の構造を予測できるため、聞き取り能力が格段に向上します。

第1文型(SV):主語+動詞I walk.(私は歩きます)
第2文型(SVC):主語+動詞+補語
(主語と補語が同じものを指す形)
She is a teacher.(彼女は先生です)
第3文型(SVO):主語+動詞+目的語I eat an apple.(私はリンゴを食べます)
第4文型(SVOO):主語+動詞+目的語1+目的語2She gave me a book.(彼女は私に本をくれた)
第5文型(SVOC):主語+動詞+目的語+補語They made him happy.(彼らは彼を幸せにした)

しっかりと英語文法基礎を固めたい方には文法基礎の書籍がおすすめです。

書籍選びのポイント

「英語 基礎文法 初心者」「英文法 参考書 おすすめ」などで検索し、レビューの良い書籍を選ぶことをおすすめします。特に図解が豊富で、5文型から丁寧に説明されている書籍が効果的です。

英語学習において最も重要なのは、基礎をしっかりと固めることです。単語、品詞、文法という3つの土台を順番に構築することで、効率的かつ確実に日常会話レベルの英語力を身につけることができます。高額な英会話スクールに頼らずとも、正しい学習方法と継続的な努力があれば、必ず英語を話せるようになります。

まとめ

レベル0~2の初心者は、基本単語の暗記、10種類の品詞理解、5つの基本文型習得を段階的に進めることで、確実に日常英会話の基礎力を構築できます。

基礎をどのように英会話に落とし込んでいくかを次回以降の記事で紹介していきます。😊

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