基本単語と文法の土台ができたけれど、「実際に聞き取れない」「話せない」「英文が読めない」「書けない」と悩んでいるあなたへ。
知識があっても4技能がバランス良く身についていないと、実際のコミュニケーションでは使えません。本記事では、独学で英語を取得した私が、レベル2〜4の初心者向けに効率的な4技能習得法を具体的に解説します!
この記事は「初心者ロードマップ vol.02」です。
基礎編(vol.01)を読んでいない方は、まずはこちらからご覧ください。
レベル2~4 初心者:英語のインプット編
英語の4技能(リスニング・スピーキング・リーディング・ライティング)を段階的にバランス良く鍛えることで、実用的な英語コミュニケーション能力を効率的に身につけることができます。
この段階での4技能別のおすすめ学習法を紹介します!
リスニング(聞く)- ネイティブの音に慣れよう
英語で子供向けコンテンツをみてみる
映画、ドラマ、ポッドキャスト、英語ニュースなどで生きた英語を聞く・読む習慣をつける。といっても、生きた英語を聞いてみると早いしなかなか難しい、、。
そんな時は子供向けのカートゥーン・アニメがおすすめです。
英語の初心者の時、リスニング練習でスヌーピーを沢山見ていました。難しい会話がなく、比較的ゆっくりしゃべるキャラクターが多いので、英語に慣れるのにおすすめです。
始めは字幕ありで見て、今度は字幕なしと繰り返しみていくうちにフレーズなどを覚えていくのでおすすめ。
スピーキング(話す)- 発音の基礎を固める
なぜ発音が重要なのか
発音できる音は聞き取ることができ、リスニング力向上にも直結します。また、初心者のうちに正しい発音を身につける方が、後から修正するより圧倒的に効率的です。
発音記号を勉強しましょう
なぜ発音記号が必要?
大人になって学習する場合、赤ちゃんのように聞いているだけで勝手に発音が身につくわけではありません。英語はスペルと発音が全く一致していないので、発音記号は「漢字のためのひらがな」のようなものです。発音は練習すれば、筋トレで筋肉が付いてくるように上達していきます。
- 単語を調べる際に常に発音記号を意識する
- 発音記号を見ながら声に出して練習
- 発音記号なしでも正しく発音できるまで繰り返す
おすすめリソース
リーディング(読む)- 英語の語順で理解する
スラッシュリーディングをしよう
英文を意味のかたまり(チャンク)ごとにスラッシュ(/)で区切って読み、英語の語順のまま理解する練習です。これにより返り読みのクセが減り、文章構造の理解が深まります。
スラッシュリーディングの具体例
I went to the store / yesterday morning / to buy some groceries / for dinner.
(私は店に行った / 昨日の朝 / 食材を買うために / 夕食用の)
- 初級:短文から始めて、意味のかたまりを意識
- 中級:パラグラフ単位でスラッシュを入れながら読解
- 上級:スラッシュなしでも英語の語順で理解できるようになる
おすすめ書籍
- 「英語リーディング教本」(研究社):スラッシュリーディングの基礎が学べる
- 「速読英単語」シリーズ:文章構造を意識しながら語彙も同時に習得
おすすめアプリ
📱 News in Levels
- レベル別に編集された無料英語ニュース
- 同じニュースがレベル1→2→3と段階的に読める。レベルアップを実感しながら学習可能
📱 TIME for Kids
- 子供向けの簡単な英語ニュース
- 科学、スポーツ、エンタメなど多彩なジャンル。好きな分野から始めて徐々に範囲を広げる
📱 TED
- スピーチ動画付きでリーディングとリスニング両方に対応
- まず動画を見てから transcript を読む。内容を知っているので理解しやすい
📱 StudyNow
- 英語ニュースアプリで多読・音読・精読に対応
- 日本語解説付きなので挫折しにくい。音読機能で発音練習も同時に
継続のために
- 興味のある分野から始める:スポーツ、映画、音楽など好きな話題の記事を選ぶ
- 1日1記事ルール:短くてもいいので毎日継続する習慣作り
- 音読とセット:声に出して読むことでリスニング力も向上
- 要約チャレンジ:読んだ記事を英語で3行にまとめる練習
ライティング(書く)- 思考を英語で表現する
英語で日記やつぶやきを書いてみよう
今日の出来事や感情をスマホのメモに英語で書いてみましょう。自分の知っている日本語の語彙と英語表現を結びつけることで、英語が「イメージや感覚」として定着し、自然な自己表現が可能になります。
AIを活用しよう
なぜAI添削が効果的なのか?
自分で書いた英語をAIに添削してもらうことで、文法ミスや不自然な表現を即座に発見できます。AIは24時間いつでも詳細なフィードバックを提供し、人に頼む手間や時間もかからないため、学習の継続性が確保できます。さらに、類似表現や別フレーズも提案してくれるため、表現パターンが豊富になり、ライティング力が格段に向上します。
具体的な活用例


学習効果を最大化するコツ
- 添削理由を必ず確認:「なぜその表現の方が良いのか」を質問
- 類似表現コレクション:提案された表現をメモして蓄積
- 使用場面の確認:「この表現はどんな時に使うか」を把握
- 反復練習:修正された表現を使って新しい文章を作成してみましょう!
まとめ
4技能をバランス良く鍛えることで、「知っている英語」から「使える英語」へと確実にレベルアップできます。😊
段階的に取り組むことで効率的な学習が可能です。重要なのは完璧を目指すのではなく、毎日少しずつでも継続することです!一緒に頑張りましょう!
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